2010年11月02日
トマトの目利き
今日はおいしいトマトの選びかたを紹介します。
甘いトマトを作るには、水分を控えてトマトにストレスを与える必要があります。
単純に水を絞ればいいという訳ではなく、肥料や栽培環境などいろんな要素がありますが、全部説明するとながーくなるので、割愛しますがおいしいトマトを作る農家さんはいろんな所にこだわりを持って栽培していると思います。
水分ストレスを与えたトマトは、甘くなるだけでなく酸味やいろんな栄養素も濃縮されます。その反面、果実の大きさが半分から3分の1くらいにしかなりません。
具体的に言うと普通に育てれば200gになるトマトが70gくらいにしかならないので、フルーツトマトは価格が高くなるのです。
おいしいトマトを選ぶ際には、トマトを持ってみて果実のしまっているもの、トマトの尻に放射状に筋のはいっているもの、赤色の濃いものを選ぶのがポイント。フルーツトマトのように糖度が高くなくても、普通のトマトで味のバランスがとれているものがおいしいです。
逆にまずいトマトは表面に白い粒があるもの(霜降り果)ピンク色のもの、触ってプニョプニョやわらかいものなどです。
DON FARMのトマトのこだわりは値段の高いフルーツトマトを作るより、毎日食卓に並べていただける価格で、適度に甘く味の濃いトマトを作ることです。
画像のトマトはまだ緑色ですが、うまいトマトは緑のときに画像のようにトマトの肩の部分が濃緑色になりはっきりと色の差がでます。
みなさんもどこかでトマト畑を見る機会があったらその辺を見てみると面白いと思いますよ!
どんな育ち方をしてこの野菜が生まれてきたのかストーリーを知って食べると野菜がもっとおいしく感じるかも。
近くに農家さんがいる方は是非畑に足を運んでみてください。いない方はDON FARMに遊びにきてくださいな
以上、10年前に野菜ソムリエの資格をとったものの、それ以降勉強不足DONでした・・・
Posted by don at 21:35│Comments(2)
│農園日記
この記事へのコメント
畑田農園のトマトは安心して食べられ,かつとてもおいしいです.しかも,味だけではなく,歯触りも良くてうれしいです.
Posted by 新田(滝沢村) at 2010年11月02日 23:29
滝沢村の新田さんありがとうございます。
最近ぽつぽつハウスに訪れてくれるお客様も増えてきました。
静岡に帰ってきたら是非立ち寄ってくださいね。
最近ぽつぽつハウスに訪れてくれるお客様も増えてきました。
静岡に帰ってきたら是非立ち寄ってくださいね。
Posted by don at 2010年11月03日 18:00